「奨学金問題問題対策全国会議設立11周年シンポジウム」のご案内

2024-05-08

授業料等免除と給付制奨学金がセットになった大学等修学支援制度がスタートして5年目を迎えています。生活保護世帯や住民税非課税世帯等からの進学にあたって、新制度が重要な役割を果たしている一方、不十分な点や課題も明らかになりつつあります。 大学院修士課程で「授業料後払い制度」も導入されましたが、返還時の支援制度も抜本的な改善は進まず、「高等教育無償化」にふさわしいほどの負担軽減が進んでいるとは言い難い状況です。 奨学金問題対策全国会議の設立11周年、そして日本学生支援機構発足20年を機に、奨学金や高等教育の費用負担研究の第一人者である小林雅之先生をお招きし、「高等教育無償化」を看板だけに終わらせず、その名にふさわしい負担軽減を進めていくために何かできるのか、ともに考えたいと思います。



日時
2024年5月18日(土)13:30~16:10(13:15 開場)
会場
エッサム神田ホール2号館6階中会議室
東京都千代田区内神田 3-24-5
JR神田駅 東口・北口・西口徒歩2分
メトロ銀座線神田駅 4番出口徒歩2分
★ウェブ配信(Zoom)あり
資料代(会場参加の方のみ)
弁護士・司法書士のみ2000円(一般の方は無料)



基調講演
「修学支援新制度の問題点と今後の課題」
小林雅之氏(桜美林大学教授東京大学名誉教授)
専門は高等教育学・教育社会学。著書に「教育機会均等への挑戦―授業料と奨学金の8カ国比較」など。
その他のプログラム
共同代表あいさつ/大内裕和(武蔵大学教授)
大学等修学支援制度の課題~相談の現場から/西博和・西川治(弁護士)
生活保護世帯からの進学支援・自治体の取り組み/東京都世田谷区ご担当者



事前申し込みはこちらから
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*ウェブ参加:事前申込が必要です。
*会場参加:当日参加可能ですが、資料準備のためできる限り事前のお申し込みをお願いします。